宮崎内科クリニック 宮崎 直道 院長 NAOMICHI MIYAZAKI
大学卒業後、心臓循環器を専門に研鑽を積む。2009年、「北山田駅」に開業。
大学卒業後、心臓循環器を専門に研鑽を積む。2009年、「北山田駅」に開業。
父が外科医という環境に育ち、自然と医療の道を志すようになりました。私には兄がいるのですが、兄もやはり外科医なんです。私はもともと理系でしたので、理工学部に進み、パイロットやエンジニアになりたいと思った時期もありましたが、進学時に、いろいろ考えた結果、やはり父や兄のように医学を目指すことを決め医学部に入学しました。
卒業後は心臓循環器の分野で研修をしていました。父や兄と同じく外科へ進もうかとも考えましたが、研修をしていた心臓循環器の分野でやりがいを見いだし、心臓循環器の専門医となったわけです。
心臓循環器を研修した後、横浜の病院に勤務し、主に狭心症、心筋梗塞、心不全といった心臓病の治療に32年間携わってきました。心臓疾患の症状は、胸痛症候群などの心療内科的な要素で現われることもありますので、原因を迅速に見極めることや、専門的な知識と技術を身につけることができました。
開業にあたり都筑区を選んだ理由は、勤務医として働いていたのも横浜市内でしたので、各病院や他のドクター達との連携もとれますし、馴染みある横浜市内にしようとは考えていたんです。
また住まいが世田谷区ですので比較的近いという理由などもありますね。
当院は都筑区北山田に位置しますが、この地にはいずれ、地下鉄グリーンラインが通り、クリニックビルができるということは、数年前には聞いていたのすが、当時はまだ開業する予定ではなかったんですよ。
開業しよう決めた時に、ふとその事を思い出したんです。循環器専門のクリニックが少なかったこともあり、予想以上に患者さんが来院してくださいました。
『専門の先生がいると安心です』という声をかけていただき嬉しかったです。
『できるだけ迅速に』『納得してもらえる説明』という事を心がけています。納得していただけるまで一生懸命説明をしたいと考えていますが、そうするとある程度の時間がかかってしまう。それでも、患者さんを待たせたくないという気持ちもありますので、ジレンマですね。
また、勤務医を長くやっておりましたので、専門的な治療や検査をしてきましたし、数多くの症例を見てきました。
そういった経験をふまえ詳しい検査が必要な状態なのかどうかを、常に考えながら診察をするよう心がけています。
私にとって、患者さんが喜んでくれるのが一番のやりがいです。悩んでいる事がなくなって、明るい表情を見せてくれた時は、本当に嬉しいですね。
まだ開業して間もないので、忙しくてなかなか時間がとれませんが、少ない時間を見つけては、よく映画館へ足を運び映画鑑賞を楽しんでいます。また、ドライブもよくしますが、昔は北海道から九州まで行ったこともあるんですよ。現在は12歳になる愛犬がいますので、遠出は難しいですけど・・・。
なので最近では妻と犬と一緒に伊豆や軽井沢へふらっと日帰りで行くことが多いですね。
痛みを感じた時に、我慢してしまう患者さんは意外と多のが現状です。心臓の疾患の場合は、痛みはしばらく続きます。心臓の痛みには『ゴールデンタイム』というものも存在します。
発症してから6時間の間に治療をすれば、ダメージも少なく後遺症も残らずに済む場合が多いので、いつもと違う痛みを感じた場合はすぐに受診してください。
当院では心臓循環器を専門的に診察治療をしておりますので、心電図、心臓超音波、動脈硬化測定や、血液凝固機能などの血液検査も当院で行う事ができます。近隣の病院との連携もとっておりますので、いつでもご相談にいらしてください。
※上記記事は2009.5に取材したものです。
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