任 遠 代表（Little HOPPER センター北)のインタビュー

小さい頃から物づくりが好きだった

子供の頃から自分で色々と作ることが好きで、それは大人になった今も変わりません。大学を卒業し、三菱重工に就職。入社してフォークリフトの設計をするなど、物づくりをする仕事に携わってきました。物づくりの楽しさを多くの人に知って欲しいという想いがあり、退職をきっかけにLittle HOPPERを立ち上げることに。ちょうど、小学校のカリキュラムにプログラミングが導入されはじめたタイミングでもあったので、デジタルとものづくりを融合させたプログラムを展開することにしました。

習熟度に合わせたデジタルものづくり

当スクールは、毎週何曜日の何時からという固定の時間で受講する仕組みではありません。月何回コースかで申し込んでいただき、自分のスケジュールに合わせて、90分間の授業を受けることできます。そのため、1回のレッスンの定員は4名ですが、皆で同じことをするわけではなく、各自の習熟度に合わせた内容でレッスンを受けることができるのが特長です。また、生徒さんは小学生から高校生まで在籍しており、それぞれが自分のやりたいこと形にしたいものに取り組んでいます。だからこそ、お互いが刺激となりやりたいことが広がっていくようです。

自分のアイデアを形にしていくお手伝い

自分のアイデアをCADを使ってデザインし３Dプリンタ―で立体化したり、作ったロボットをどんな動きをさせるか考えながらパソコンを使ってプログラミングをしたり、一言でデジタルものづくりといっても、取り組み方は様々です。よくある工作教室とは違い、一歩先行く、技術とものづくりの融合なのです。自宅では面白いアイデアが思い浮かんでも、それを形にしていくのは難しいこともあると思いますが、Little HOPPERなら実現できます。自分のアイデアを形にするために講師が丁寧に指導していきますが、決して答えを教えるのではなく答えを導き出せるような声がけをすることを心がけています。自分で考えるということが、ものづくりの観点からも今後のお子様の成長のためにも重要だと考えているからです。

ワークショップや体験レッスンを実施

定期的にワークショップを行っています。UVプリンターやレーザーカッターを使った刀づくりやロボットのプログラミング、３Dプリンターを使うものなど、Little HOPPERでのレッスンの一部を垣間見れるような内容でご用意しています。まずは気軽にワークショップでデジタルものづくりの楽しさに触れていただければと思っています。さらに、すでにものづくりやプログラミングなどに興味があるお子さんであれば、90分みっちりと実際と同じ内容で授業を受けていただくことができる体験レッスンもおすすめです。現在の生活スタイルに合わせることができるように、レッスンの受講方法も様々用意しておりますのでお気軽にご相談ください。

デジタルものづくりの輪を広げていきたい

私達は、横浜子ども支援協議会に参画しており、小学生と中学生を対象としてフリースクールとして利用いただくことができます。学校以外の場所で学ぶことを考える際に、デジタルものづくりがその選択肢の一つとなり、お子さんの居場所や意欲的な活動につながるお手伝いができればという想いからです。また、Little HOPPERのデジタルものづくりの考え方を気に入っていただき、遠方から通ってくださっている生徒さんもいます。もちろんリアルで授業ができることも重要なのですが、ちょっとした質問やどうしても通うことが難しい子供たちに向けてメタバース内に教室を作ることなども検討しています。多くの方にデジタルものづくりの楽しさを知っていただけるよう、様々な方法で展開していきたいですね。デジタルものづくりやLittle HOPPERのことが、少しでも気になった方は是非お問い合わせください。どんなことができるかなど詳しくお話させていただきたいです。お待ちしています。

※上記記事は2023年6月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。