わくわく家庭料理教室(まちの寺子屋 木風心風堂) 北川 美智子 料理教室講師 MICHIKO KITAGAWA
千葉県出身。自身の早産と流産の経験からマクロビオティック料理に興味を持つ。6人の子どもを育てながら、料理教師の講師として活動。木風心風堂にて、野菜をおいしくいただく家庭料理を教える「わくわく家庭料理教室」とランチと講演会、ワークショップ等を組み合わせた「わくわくカフェ」を開催。
千葉県出身。自身の早産と流産の経験からマクロビオティック料理に興味を持つ。6人の子どもを育てながら、料理教師の講師として活動。木風心風堂にて、野菜をおいしくいただく家庭料理を教える「わくわく家庭料理教室」とランチと講演会、ワークショップ等を組み合わせた「わくわくカフェ」を開催。
私には6人子どもがいますが、最初の子は予定日より100日も早く、690gで生まれたことで障がいを持って生きていくことになりま
料理教室を始めたのは、マクロビオティックを学ぶと決めたとき、友だちに「教えてよ」と言われたのがきっかけです。勉強を重ねて、最初はマクロビオティックの料理教室でしたが、家庭料理こそ、
木風心風堂での「わくわく家庭料理教室」では、よりよい人生のためにはよりよい食材を選びましょう、ということで季節に合わせたこだわりの食材を使うこと。味付けはシンプルに、野菜のおいしさを引き出す料理を心がけています。例えば、今月は豆腐を鶏そぼろに見立てた三色丼。あとの2色はブロッコリーとニンジンを使おうと思っています。皆さん、野菜は食べられるところが少ないと感じていらっしゃるかもしれませんが、私はできるだけ捨てる部分を少なくすることも意識しています。例えば「うどのきんぴら」は根元だけ切ったらあとは全部使います。切ってすぐに炒めればアク抜きの必要もないんですよ。いらしてくださるからわかる、
料理教室への参加は基本的にお申し込みをいただいていますが、ドタキャン、ドタ参加もOKです。私自身、子どもが小さいときには急な変更ができたらいいのに、と思ったことがあったので、ママさん方に気軽に来ていただきたいという気持ちです。子連れでの参加も可能です。月齢によっては危ないときもあるので、その場合はサポートするスタッフを増やすなどで対応していますので、ご相談いただけたらうれしいです。
木風心風堂では、もうひとつ「わくわくカフェ」も開催しています。これは、私の周りで頑張っている人、キラキラしている人をお呼びして講演会、というのは言い過ぎかもしれないですけど、その方の持っている知識や経験をお話していただくランチ会のようなもの。私自身、自分が料理教室を開くなんて思ってもいなかったんですね。輝かしい経歴もないのに、周りの方に助けてもらってここまで約20年。楽しく続けてこられたので、同じように頑張っている方を応援したいなと。地元レストランのシェフや人相学の方など、お仕事やプライベートで知り合った方、つながりができた方にお願いしていますが、鼻が利くみたいで(笑)。面白い方が多いんですよ。
目の前の人をどうやったら喜ばせることができるか。それをずっと考えています。料理教室でも生徒さんとお話ししながら、どうしたらいいのかなと思っています。あと、私の教室はご飯を食べたあとに1人ずつ話す時間があるんです。自己PRタイムと呼んでいるんですけど、「いいことだけを話そうね」と言いながら続けてきたら、皆さんどんどんお話がうまくなるんですよね。皆さん、それも含めて「楽しい」とおっしゃってくださるのが本当にうれしいです。一緒にご飯を作って、一緒にご飯を食べたらもう仲間。この場所を交流や出会いのきっかけにしてもらえるのも光栄なことだなと思います。
野菜をより美味しくするのが、わたしの得意分野。今後は、
私はこの都筑区で6人の子どもの子育てをしてきました。障がいを持っている子もいますし、ちょっと変わった寮生活を送った子もいます。いろいろお伝えできることもたくさんあると思うんです。特に障がいのあるお子さんを持つお母さんの気持ちはすごく分かるんですよ。私も先輩ママの話が聞きたいと思ったことが多かったので、困っている方がいたらお話させていただきたいと思っています。子育てで孤立しているお母さんもいらっしゃると思いますし、地域のなかで繋がりたい方がここに来ていただけたら、年齢問わずさまざまな方に出会えるのかなと。「こんな風に年を取りたいな」と思うような方もいっぱいいます。食を楽しく学びながら、いろいろな人に出会える料理教室ですので、ぜひ気軽に参加してみてください。
※上記記事は2023年4月に取材したものです。
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