松木 俊之 塾長(英語塾ローカス(LOCUS))のインタビュー

英語塾ローカス(LOCUS) 松木 俊之 塾長

英語塾ローカス(LOCUS) 松木 俊之 塾長 TOSHIYUKI MATSUKI

県立千葉高校より一橋大学経済学部を卒業。その後ソニー株式会社に就職ののち、ヤフー株式会社へ転職。アメリカ留学の際、実際の英語と日本で学ぶ英語のギャップの大きさを痛感した経験から、次世代を担う学生たちには、将来使える英語を身に着けてほしい、という思いから、「英語塾ローカス」を開校。現在に至る。

留学で感じた日本の英語教育の限界

「英語塾ローカス」を開校したきっかけは、20代のときに行ったアメリカ留学がベースになっています。受験英語ではよくできたほうだったので、多少慣れれば何とかなると高をくくっていたものの、実際の英語とのギャップは大きく、留学期間中にそのギャップは埋まることはありませんでした。逆に、今まで学んできた英語と実際の英語の乖離の大きさを思い知ったというのが当時の私の感じた感想です。
帰国後、サラリーマンとしてのキャリアを積んでいったのですが、常に、「こんな英語教育を次の世代にも続けてもいいのだろうか」という疑問は心のどこかにありました。
もちろん、日本の学生にとって受験の重要性も無視できないことは重々理解しているので、現実的な形で「テスト英語」と「将来役立つ英語」の両立することを目指して立ち上げたのがこの「英語塾ローカス」です。

両立を可能にする多読多聴と個別指導

この両立を実現するために、試行錯誤の末行き着いたのが、洋書の多読多聴です。英語は語学である以上、どうしてもリアルな英語を大量にインプットする機会が欠かせません。それを毎週まとまった時間を確保して確実に行い続けることにより、「英語を英語のまま理解する脳」を育てることができます。
そして多読に加えて、「個別指導」を通して、根幹をなす基礎文法や読解力、ライティングスキルの向上を図ります。
「英語をえいごのまま理解する力」と「英語のロジカルな理解」を両輪として伸ばすことで、テスト英語と将来役立つ英語を両立させているのが当校の特徴かもしれません。

「ストーリー」に没頭しながら英語に触れる

多読では、生徒さんが簡単と感じるレベルの本から読み始めてもらいます。絵本のような洋書も多数あるので、初学者でも安心してスタートできます。
本を読む際に必ず音声も聞きながら読む、というのがローカスの多読の特徴です。また読むごとに語数をカウントしてもらうので、こちらも客観的に読んだ量を測ることができます。中学生であれば年間10万語以上を読むことができます。
「洋書なんて読めるの?」と不安に思う親御さんが多いのですが、子供たちの感覚では読書に近いので、実際、50分をあっという間という生徒が多いですし、楽しいと言ってくれる生徒がほとんどです。
教室には1500冊の洋書をレベル分けしておいているので、レベルや興味に応じて本を選ぶことができます。
 
多読の良さは、生徒がストーリーに没頭する中で、そのシーンで使われる英語に触れることができることです。ある場面、ある感情と結びついた英語は、日本語から英訳した英語とは大きく異なります。英語の深い理解、リスニング、スピーキングにもつながる英語力のベースを多読を通して養うことができます。

英語を好きになる、得意になる

多読にはもう一つ大きなメリットがあると感じています。多読は、英語の読書みたいなもので、生徒はいい本に出合った時に大きな感動をえることができますし、それが英語を通してであればなおさらなのでしょう。こうした経験を通して、英語が好きになる子もたくさんいますし、この「英語が好き」は「英語が得意」にもつながります。
英語の基本的な力が伸びれば多読で読める本のレベルも分野も広がるので、ローカスの生徒は、英語の勉強に対しても、目的と意欲をもって取り組んでくれていると感じます。一旦英語が好きになれば、そこから目に見えて伸びていくことが可能だと感じています。
何より、生徒が「英語が好き」、「英語が得意」と言ってもらえるのは、教える立場としても、やはりうれしいですよね。

将来の可能性を広げる英語を

世界には、自分たちの知らない世界がまだまだ広がっています。インターネットやYouTubeなど、世界の情報にいくらでもアクセスできる時代になっている一方、日本語だけの情報にとどまっている学生が多いのがもったいない気がします。
多読を通して身につく英語は、英語のコンテンツにも自然と手が伸びる人を育ててくれ、それは将来の目にする世界に大きな違いをもたらします。
大人になったらではなく学生のうちから、自分の興味のある分野、スポーツとかゲームでもいいので、英語でコンテンツを楽しめるスキルとマインドを身に着け、の広い世界を自分の目を通して見てほしいと思います。
 
当校は、テストのための英語もおろそかにはできないけど、生きた英語を身に着け将来の可能性を広げたい、というニーズに応える英語塾です。ご興味のある方はぜひ一度体験授業にお越しください。

 

※上記記事は2022年1月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

英語塾ローカス(LOCUS) 松木 俊之 塾長

英語塾ローカス(LOCUS)松木 俊之 塾長 TOSHIYUKI MATSUKI

英語塾ローカス(LOCUS) 松木 俊之 塾長 TOSHIYUKI MATSUKI

  • 出身地: 千葉県
  • 趣味・特技: カヤック、アウトドア
  • 好きな映画: グッド・ウィル・ハンティング
  • 座右の銘: 好きこそものの上手なれ
  • 好きな場所: 多摩川御岳、長瀞(ながとろ)

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