フローヘアーデザイン開業までの経緯をお聞かせください。
床屋としては三代目の跡取り息子なんです。でも、どうしても東京に出たいという思いが強く、跡は継がずに上京しました。父は今でも鹿児島で床屋をやっていますよ。上京後は住み込みで学校に通いながら、修行をしました。その後支店を任されるようになり、13年間働いた後、この場所で開業しました。
美容室のような床屋さんですが、女性のお客さんもいらっしゃいますか?
基本的には床屋ですが、ユニセックスサロンとして、20代~80代、子供から女性と様々なお客様がいらっしゃいます。ファミリーで来ていただけるサロンですね。ご友人からご紹介いただいたお客様がいらして、その方が奥様を連れて来店され、今度は奥様がお子さんを連れて来店されるようなケースもあります(笑)。ニュータウンという土地柄、一つのサロンでキレイになれる「トータルビューティー」として常に新しい施術ができるように現在は、ヘアエステやレディスシェービング、またネイルもやっているので、最近では女性のお客様が3割を超えました。
理容師として、代表として、心がけていることをお聞かせください。
理容師なのだから切れるのは当たり前。来店されたお客様に「ホッとした」「リフレッシュできた」と、どれだけ気持ちよく帰ってもらうかということにこだわっています。お客様を寝かさないようにするサロンも多い中、うちは寝てもらっていいんです(笑)。アロマを焚いたり、マッサージをしたり、リラックスしていただけるようにしています。
洗って、切って終わりという総合調髪ではなく、気持ちよくなれる、そしてキレイになれるサロンでありたいと思っています。
理容店としての役割があると考えていらっしゃるということですが?
昔は床屋というと街の情報源という立場にありました。特にニュータウンは新しく越してくる方も多いので、情報発信できる場所は必要ですよね。「地域のことは床屋に聞け!」という情報交換の場でありたいと思っています。当店ではお客様同士が施術しながら仲良くなったり、子供が学校帰りに遊びに来たりするんですよ(笑)。また地域の同業他者とも競合するのではなく、一緒にイベントをしたりと地域活性につながればいいなと思っています。
最後にお客様へのメッセージをお願いします。
理容店というと中高年の男性が通うというイメージがあるかもしれませんが、床屋でしか体感できない技術を味わっていただけます。ヘアエステ、レディスシェービング、ネイルなど、トータルビューティーとしてのメユーを展開しております。ご家族みなさんで、ぜひご来店していただければと思います。
※上記記事は2009.8に取材したものです。
情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。
フローヘアーデザイン 畠中 将吾 代表 SHOGO HATANAKA
- 愛読書: カッコイイ雑誌(車・海・家・何でも)
- 好きな映画: ジャンル問わず何でも
- 好きな言葉: 床屋は早メシ、風邪ひくな
- 好きな音楽: ボサノバ(シェスタ)、JAZZ、BLACK
- 好きな場所: 海、山、マッサージ屋さん
- 生年月日: 1963年2月7日
- 出身地: 鹿児島県
- 血液型: A型
- 趣味: マリンスポーツ