私の専門は補綴科です。患者さんの立場になって考えていきたいと心がけています。そこには、出来るだけ負担を軽くというものもあると思いますし、当院ではまず保険診療をご提案し、ご希望のある方には自費診療の範囲のものもご説明するという形をとっています。
保険診療と自費診療の違いがどこにあるかと言えば、それは材料であり、ひいては“見た目”が変わってくるということになりますが、それが耐久性に直結するかと言えば、必ずしもそうとは言えないというのが私の考えです。むしろ、材料の如何を問題にするよりも、いかに丁寧に、いかに適切な治療がおこなわれるかどうかということだと思います。
30分におひとり、時間の掛かることが予想された場合には1時間におひとりというペースで診療をおこなっています。 丁寧に間違いのない治療をおこない、また、患者さんが何を望んでいらっしゃるのかということを聞き出すにも、時間が必要となります。『ゆっくりと丁寧に診ていく』常にそのことを念頭に置いて患者さんを診させていただいています。