古山 拓也 院長(森の中の接骨院)のインタビュー

森の中の接骨院 古山 拓也 院長

森の中の接骨院 古山 拓也 院長 TAKUYA FURUYAMA

この道を志したきっかけをお聞かせください。

200Mと400Mの短距離の陸上選手だったのですが、20歳の時に交通事故にあい、股関節を怪我してしまい手術を受けました。自分が患者になりリハビリやトレーニングをする中で理学療法士の先生と出会い興味を持ち始め、柔道整復師の資格を取得しました。その当時は別の仕事をしていたので、事故に合わなければ別の仕事をしていたかもしれないですね。

ご自身で開業を決意した理由をお聞かせください。

どこの整骨院でも、マッサージをして終わりというところが多く、一時的なものでしかないのが現状です。1日で70人くらいの患者さんをベルトコンベアーのような流れ作業でマッサージだけになってしまっていることも多々あるんです。私自身、良くなったかどうかわからないまま、その場しのぎの治療をするのがイヤだったんです。なので自分自身で開業して、一人一人の患者さんをしっかり診ていこうと思ったんです。
あくまでも治す事を目標とした治療、薬に頼りすぎない治療をしていきたいと思っています。なぜなら人間の体は2~3ヶ月位で少しずつ変わるからです。
接骨院に通う患者様は痛み我慢し続けて来る人が多く、やはり2~3ヶ月間は通い、治療を続けていくことを勧めます。その間にしっかりと治療することで患者様の体の回復を手助けできればと思っています。
痛みをとり、痛みが消えてから、次は痛みが出にくくなるような治療を行います。

先生の治療に対する考え方をお聞かせください。

治療にはスタートとゴールがあると考えています。怪我の場所をスタートとして、スタートとゴールの両方をよく理解することで治療法や選択肢が増えれば、薬やオペが必要なくなる人もいるのではないかと思うんです。患者さんの中にはオペが必要ない人や、できるだけオペをしない方がいい方もいらっしゃいます。時にはご高齢の方などは手術後に痴呆症になる方や寝たきりになってしまう方がいらっしゃいます。
できるだけ患者さんに負担の少ないように、そして一時的に痛みをごまかすのではなく、歩けない人が歩けるように、動けない人が動けるようになることを目標にしています。

診療の際の心がけをお聞かせください。

『よくなった』『治った』という結果を残すことです。その時だけ痛みをごまかすような治療はしたくないんです。痛みは一つの要因だけでではないこともあるので、一つを治療すると隠れていた別の原因が顔を出す場合もあります。代謝は2、3ヶ月で変わってきますので、定期的に通っていただかなければならない場合もありますし、良くなるために少しだけ痛みを我慢していただかなければならないこともあります。
なので患者さんと、しっかりしたコミュニケーションをはかりながら、どうしたらいいのか、また患者さんがどうしたいかを充分話し合い、理解していただけるように努めています。

最後に今後の目標や患者の方へのメッセージをお願いします。

整形外科や理学療法士との連携を積極的にはかっていきたいですね。双方が治療に協力し、観察をし合えることで、見えなかった病気や症状を発見できることも多々あると思うんです。私が治療している患者さんで、外科的な治療じゃないと治せないという場合には、直ぐに整形外科に行くことをお勧めしています。
どこの科でも、どこの病院でも、最終的には患者さんによくなってもらえれば、それでいいんです。患者さんに治ってもらう事、それが目標ですね。

痛みなどの症状は、6割が精神的な要因から現れることもあます。話だけでもOKです。痛みだけでなく心のねん挫もケアいたします。どんなことでも結構ですので、気軽にご相談しにいらしてください!!

※上記記事は2010.6に取材したものです。
情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。

森の中の接骨院 古山 拓也 院長

森の中の接骨院古山 拓也 院長 TAKUYA FURUYAMA

森の中の接骨院 古山 拓也 院長 TAKUYA FURUYAMA

  • 愛読書・本: 心理学系の本
  • 好きな映画: ハリーポッターなどのファンタジー物
  • 好きな言葉・座右の銘: あきらめない
  • 好きな音楽・アーティスト: ロック
  • 好きな場所・観光地: 静かな場所、イタリア
  • 生年月日: 1977年8月2日
  • 出身地: 神奈川県
  • 血液型: AB型
  • 趣味・特技: ドラム(バンドをやっています)

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