宮﨑 高信 オーナー（すみよしトレーニング)のインタビュー

エンジニアから柔道整復師に転身

中学生のころに始めたバスケットボールをずっと続けながら、大手印刷会社でエンジニアとして働いていました。バスケットボールはやっぱり怪我が付き物。自分も怪我と復帰を繰り返していたので、徐々に医療系の仕事にも興味を持つようになり、30歳までに資格を取ろうと一念発起。柔道整復師の道を歩み始めました。整形外科や脳神経外科での経験を経て、知人と一緒にデイサービスの会社を立ち上げたあと、2022年８月に「すみよしトレーニング」をオープンしました。

シニア向けトレーニングには自信あり

当院はシニア向けのリハビリトレーニングに特化したジムですが、シニアだけを見る、というわけではないんです。自分が一番自信を持って提供できるものを売りにしたいなと考えて、今はシニア向けに特化したメニューを主にご提供しています。整形外科に勤めていたころも患者さんの大半が中高年の方でしたし、デイサービスでもシニアの方が対象でしたので、その世代の方々の機能改善は特に自分の得意分野ではあると思っています。クリニックのリハビリだと限られた短い時間の中で行わなくてはいけないですし、基本、医師が指定したところ以外の部位を施術してはいけないというルールもありましたので、当院ではもっと自由にできることを適切に提供したいと考えています。どこか一部位がおかしいとしても、全身は繋がっているものなので全体的に整えていかないと本来の調子には戻っていかないですから。

強みは何でも相談いただけること

今は基本的にマンツーマンでの施術を行っています。ほぼパーソナルに近いような形です。シニアの方は特に「この悩みはどこに行ったらいいのか分からない」という方も多いと思うんですが、当院はなんでもできるのが強みです。柔道整復師の資格はありますが、接骨院ではないし、マッサージ店でもない。筋トレが中心のジムでもないので、何をやっているのかよく分からない、と言われることもありますが、実は痛み改善から身体づくりまで何でも対応できる場所。豊富な経験や知識も私の強みですので、身体で困ったことがあるなら、ぜひ一度お問い合わせいただけたら何かお力になれると思います。

バスケットボール選手向けのメニューもはじめました！

バスケットボールの競技経験を活かし、バスケットボール選手専門のメニューもはじめました。パーソナルジムはたくさんありますが、バスケ専門というのは他にないものだと思いますし、自分が長年競技をやっていたからこその知識や経験を現役世代の方に還元できればと考えています。バスケのケガで多いのは、膝と足首。特に捻挫は一度やってしまうと、クセになりやすく不安を抱えながらプレーをしている人が多い。自分もそうだったのですが、適切なトレーニングを行い、身体づくりをすると捻挫の不安を気にせずにプレー出来る様になれるんです。バスケはただ練習するだけじゃうまくならない。フィジカルの部分、怪我をしない身体を作ることがプレーのパフォーマンスを上げることに繋がるので、そういったことをレクチャーしながらのトレーニングメニューを提供していきたいですね。部活動でバスケをやっている方、捻挫の癖が付いてしまって不安がある方など、バスケに特化したお悩みにも力になれると思います。

生活が楽になるような運動しても痛くない身体を作りたい

ご来院いただいた方が、この先どうなりたいのか。悩みや不調を解消するだけでなく、前向きな気持ちで過ごしていける様、その先の目標に向けたメニューを提案するように意識しています。シニアの方に多いのは、自分のことは自分で行い、周りに迷惑をかけないように暮らしていきたい、という目標ですね。怪我をしないようにするにはどうしたらいいのか。怪我の原因は主に転倒なので、ふらつきが出ないように姿勢・バランスから整えて、その身体の使い方をその場でマシンで実践してもらう。コンディショニングとマシンをセットで行う事で動作向上をより実感できます。皆さんの生活が楽になるように、日々の生活や運動でも痛くない身体づくりのお手伝いをしたいと思っています。今は週に2～3回しか店舗を開けていないので、申し訳ない気持ちもありますが、現在お悩みがあり、少しでも私の取り組みに興味を持っていただけるのであれば、是非お気軽に立ち寄っていただけたら嬉しいです。何か解決策を提案できると思いますよ！

※上記記事は2022年9月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。