お二人がこの道を志したきっかけと、これまでの経緯をお聞かせください。
【相馬 拓也 ディレクター】 小さい頃から自然の中で育ち、そこら中に落ちているもので工夫して遊ぶことが好き でした。とにかく体育と図工が好きで近所ではかなりお調子者な子供だったと思います(笑)。祖母が美容師だったこともあり、当時使っていたハサミで友人の髪を切ったいたのが中学生くらいのことでした。『夢は美容師』と思ったのもその頃からで、以来 ずっと迷うことなく今があるのは、支えてもらった家族や職場のメンバーのおかげだと心から思います。神奈川県伊勢原市にある本店で10年勤務し店長を勤め、2014年4月に3号店『sizuk』をオープン。港北ニュータウンに新しい風を起こすべくセンター北へと移ってきました。
【齋藤 綾香 店長】
母が元美容師なんです。子供の頃から髪を切ってもらったり、アレンジしてもらったりしていて、「お母さん、すごい!」というところから入って、中学生の頃には「この仕事をやろう」と思うようになっていきました。そこからは美容師になるためには何をしたらいいのか考え、総合学科のある高校へと進み、美術系の科目だけを選択していきました。なので、ちょっと勉強が苦手なんです(笑)。 専門学校へと進んで、卒業後、最初に勤めたのが伊勢原にある本店9年勤め、相馬さんと同じく、『sizuk』のオープンとともに、センター北へと移り住んできました。
お店のコンセプトをご説明ください。
【相馬 拓也 ディレクター】 まずはじめに、港北ニュータウンという街が緑に溢れ、人の流れや街の流れが動いていて、これからの未来を感じたのが1番のポイントでした。この街に住む女性をイメージして店舗選びから、内装、メニュー、サロン名等、様々なことを決めていきました。
今は多種多様なサービスを展開するお店が多い中、《sizuk》はヘアスタイルを通してお客様と真剣に向き合えるような空間になっています。あえて余分なモノのないシンプルなつくりになっていて、鏡に移りこむ景色は美容師とお客様だけというのも特徴の1つです。コンセプトは、「大人の女性がゆったりと過ごせるお店」といったところです。洋館をイメージした外観と、苔玉のみどり、心地いい音楽に木の家具のぬくもりが、お客様を優しく包んでくれます。
施術に際し、心掛けていることを教えてください。
【齋藤 綾香 店長】 私は、空気感ですね。お客様が悩みを打ち明けやすいように、「話しやすそうだな、この人」と思ってもらえるように心掛けてるという……ううん、そういう人になりたいと思ってるんです。もともとどっちかと言えばゆるーい人間ですし(笑)、どなたにも寛いでいただければと思っています。
それから、悩みはうかがうだけでは意味がありません。お客様の悩みと真剣に向き合い、それを解決してさしあげれるようにと思っています。
【相馬 拓也 ディレクター】
「綾香さんじゃなきゃだめ」っていうお客様が多いんです。引いたり押したり、そのバランス感覚が絶妙なんだと思います!
僕はお客様の悩みに対してのカットであったり、カラー、パーマであっても、技術の必要性とその効果についてはしっかりと説明をおこないます。それから、人には、心地のいい音や心地のいい髪の扱い方というのがあります。ハサミの開閉の音にしてもそう。お客様の雰囲気を察知しながら、リズムや音、会話やコミュニケーションで心地いい空気を作っていきたいです。そうしたライブ感みたいなものを当店の魅力に感じていただければと思います。
オススメのメニューをご紹介ください。
【相馬 拓也 ディレクター】 乾かすだけできまる「エアウェーブ VITA」はオススメです。空気とビタミンでかけていくパーマです。その特徴は、「傷まない」「とれない」「かかる」という今までパーマの悩みを1度に解決してくれるパーマです。パーマをかけたあとの2、3週間がちょうどいい加減ってありますよね。その良い感じが、かけたその時から長く続いていくのが「エアウェーブ VITA」です。
昨年、『日本ロレアル』50周年記念イベントで開催された全国大会「ロレアルカラートロフィー」で、光栄にもシルバーアワードを受賞しました。コンテスト等への参加は積極的におこなっていますが、これは技術そのものを磨くよりも、時代の感覚と自分の感性とを確かめる意味合いが強いと考えています。そういった経験も活かしてお客様に対するスタッフの『提案力』も当サロンの魅力の1つだと思います。
最後に地域の皆様にメッセージをお願いします。
【相馬 拓也 ディレクター】お客様とは、同年代であれば友人のように。年上であれば先輩のように。年下であれば後輩のように。あたたかでしっかりとつながったファミリーのような関係を築いていきたいと考えています。そのファミリーで、様々なイベントも開催していければとても素敵だと思っています。
『sizuk』は、技術はもちろん、人柄と空間で心も優しくケアしていきます。ぜひ1度ご来店ください。
※上記記事は2014.6に取材したものです。
情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。
美容室 sizuk 相馬 ディレクター & 齋藤 店長 SOUMA & SAITO
- 好きな映画: [相馬] ONCE ダブリンの街角で [齋藤] ホラー以外
- 好きな言葉・座右の銘: [相馬] なんとかなる [齋藤] 早寝早起き
- 好きな音楽・アーティスト: [相馬] Red Hot Chili Peppers [齋藤] オアシス
- 好きな場所・観光地: [相馬] 伊勢原 [齋藤]緑のある風景 / 田舎
- 生年月日: [相馬] 5月22日 [齋藤] 2月19日
- 血液型: [相馬・齋藤] A型
- 趣味・特技: [相馬] スタッフとの飲み会[齋藤] (お花を生けたり、とか…)
- 好きな本・愛読書: [相馬] LOVE&FREE [齋藤] マンガ