福田 泰敏 代表（美容室ケアズ)のインタビュー

この道を志したきっかけや現在に至るまでの経緯をお聞かせください。

私は和歌山の田舎で生まれ育ちました。美容師を目指すようになったのも最初は東京への憧れが1番にあって、その次に女の子が多いという・・・本当、安易な考えでした（苦笑）。ただ、学生の頃からヘアスタイルに興味は持っていました。自分の髪をあれこれするのも好きでしたしね。何か、形をつくるということが好きなんだと思います。今でも日曜大工をしたり、趣味の釣りの道具を自分で作ったりもしますし、美容師を選んだことにはその辺の理由があったかと思います。

『美容室 ケアズ』は東京・神奈川で美容室を展開するイメージアグループの新ブランドとして今年（2012年）の1月にオープンしました。私はその美容人生の大半をイメージアで過してきました。入社してからもう18年ですか。最初の半分を現場でスタイリストとして、次の半分をマネージャーとして携わってきました。
マネージャーの仕事というのはお店の設備やスタッフの管理、はたまた経営的な方向づくりまでに及びます。このブランドを立ち上げるに至っては、これまでに培ってきた経験を形にしたいということがありました。地域の皆様のライフシーンの1つとして『美容室 ケアズ』をご利用いただければと思っています。

『美容室 ケアズ』のモットーを聞かせていただけますか？

センター北はまだまだ新しい街です。小さなお子さんを連れた若い世代のお父さん、お母さんが多く住まわれ、そしてまた、ご年配の方も多くいらっしゃる街でもあります。本当に年齢層が幅広いんですね。たまたまなのですが、お店が入っている建物も高齢者向け有料住宅となっていて、この間の敬老の日には入居されている方々を招き、割引価格で施術をさせていただきました。小さなお子さんからお年寄りまで、みんなが楽しく過ごせる街。その皆さんが気軽にご利用いただけるよう、お値打ちな値段で、上質のサービスを提供していきたいと考えています。

当店は8：30～21：30（カットの受付は20：30まで）までの営業となっており、お仕事帰りの方もあくせくすることなくご利用いただけるかと思います。年中無休であることを含め、お客様の生活スタイルにあったご利用の仕方をしていただければと思います。

『美容室 ケアズ』のオススメのメニューを教えてください。

地肌や髪に優しいハーブや漢方など、様々なバリエーションのカラーを取り揃えており、その方に合ったカラーを提供することが可能です。正直なところ使用する薬剤のコストを抑えようと思えばいくらでも抑えられます。ただ、それはメーカーや品質を問わなければということです。当店は一流メーカーの一流の製品にこだわり、お値段を抑えながら質の維持と向上を図っています。カラーでは『プラチナカラーコース』がオススメです。こちらは色と艶を長く保ちながら、髪を保護していくWトリートメントを採用したお得感のあるセットメニューになっています。

お店の名前、“ケアズ”が象徴するように当店では髪に掛かる負担の少ない薬剤を使用するとともに、地肌のケアにも力を入れています。その一例が『スキャルプコース』です。このコースでは専用の薬剤を用い、地肌の汚れをとるクレンジングをおこないます。
お時間に余裕のある方は30分、40分掛かるヘッドスパも宜しいかと思いますが、必ずしも皆さんがそういうわけではありません。お時間の限られた方も手軽に地肌をケア出来る『スキャルプコース』を是非お試しください。

接客に関してご注意されていることはありますか？

カラーやパーマをされるお客様であれば、おおよそ2時間は一対一での対応をすることになります。その時間を楽しいものとしていくには、型にはまった接客ではなく、スタイリストそれぞれの個性を生かした接客が求められてくると思っています。もちろん、お客様に失礼のないように、お客様を気づかうことは重要です。ただ、そこだけを注意していれば良いというものではありません。美容室はワクワクやドキドキが詰まった空間であるべきだと考えます。お客様に心からリラックスして楽しんでいただけるよう、演出をする役目をスタイリストは担っているんです。

最後に地域の皆様へメッセージをお願い致します。

当店ではカット、パーマ、カラー、各コース等の割引や来店回数に応じてシャンプーや店販商品をプレゼントするお得なメンバーズカードシステム（年会費500円）とメール会員システムをおこなっています。来店の度に楽しみが増えるお店でありたいと思っていますし、いずれは福引きなどもおこなっていきたいですね。
全ての方にお気軽にご利用いただけるファミリーサロンでありたいというのが私どもの希望でもあり、また、少しずつでも地域の活性化のお役に立ちたいとも思っています。例えば、この辺りは夜は比較的静かです。少し薄暗い中にお店の明かりがぽっと点いていれば防犯の役もなせるんではないかと思うんですね。
お待ち合わせの場所として使っていただくのも結構ですし、地域の皆様に「ケアズがあそこにあって良かったね」と言ってもらえるようなお店にしていきたいと思っています。

※上記記事は2012.11に取材したものです。
情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。