檜垣 芳明 院長 ＆ 暁子 副院長（あきカイロプラクティック治療室)のインタビュー

この道を志したきっかけや、開業までの経緯をお聞かせください。

【芳明院長】私が大学生だった頃、陸上をしていた弟が立てなくなるほど腰を悪くしてしまい、カイロプラクティックの施術を受けることになりました。施術を受ける前までは、安静にする以外の対処法が無く、腰の状態も変わらぬままでした。ですが、カイロプラクティックの施術後、帰りにはもう立てるようになっていたのです。その時は本当に感動しましたね。そういった現実を目の当たりにして、こちらの道へ進みたいと思いました。
当時、在籍していた大学を卒業後、カイロプラクティックの大学へ進学し、5年間しっかりと学びました。大学卒業後は、名古屋の治療院へ勤め、その後に予てから希望していた横浜のセンター南で開業することになり現在に至ります。

【暁子副院長】
小さい頃から体のことには興味があり「カラダの図鑑」をよく読んでいました。周りの女の子がファッション雑誌を読んでいる年頃には、健康雑誌を読んでいましたね（笑）。
私は会社務めをしていた経験があるのですが、その頃に体調不良が続いたため、親戚のカイロプラクティックの先生に施術をお願いしました。すると、体調が回復していったのです。手から身体へ与える刺激で、カラダに何が起こったのかがとても知りたくなりました。実は、昔から私の母方の家系は、カイロプラクターや手技療法の先生が多いのです。曾祖母も施術をしていましたが、当時は患者さんと沢山の魚がリヤカーで運ばれ、「この魚で治してください。」と施術費用の代わりに魚を持って来られていたようです（笑）。
そのような周りの環境もあり、すんなりとカイロプラクティック大学進学の道を決めました。卒業後は2箇所の治療院勤務を経て、センター南という地域が好きでしたので、ここで開業することにしました。

施術の中で心がけている事をお聞かせください。

【芳明院長】体の不具合のきっかけや原因は、患者様の生活習慣や性格、運動の有無・方法などを背景に様々なことがあります。そのため、現在の主な不調の原因は、ひとつではなく、複合されていることが多いです。その中でも、その患者様にとって、最も重視して施術と症状回復のためのアドバイスが出来るように心がけています。

【暁子副院長】
まず、患者様のお話をよく伺うようにしています。伺い方は様々ですが、抱えている症状や不安、何を訴えたいかを知ることが大切だと思っています。肩こり・腰痛をはじめあらゆる不調は、心身が気づかない間に無理をしたストレス反応の結果として出ると考えられるため、無意識のうちに強いられている「無理」を知るきっかけとなり、ご自身でもケアできるようになればと思っています。

国際基準の資格をお持ちの治療院はこの地域でも少ないようですが・・・。

日本では、カイロプラクティックの専門学校で２～３年勉強される方が多いですが、私共はカイロプラクティックの大学で5年間、基礎医学から専門分野まで世界の基準である時間数を修得し、付属のセンターで2年間のインターンも経験しました。患者様の訴える症状を何でも施術する、という考えはとても危険です。実際、血管病変、脳疾患や悪性腫瘍からのめまいや腰痛、首の痛みなどもあるため、必要であれば早急に専門医療機関をご紹介しなくてはなりません。大学でのカリキュラムは、こうした重要な見極めをする上で必須でした。

あきカイロプラティック治療室の今後の展望をお聞かせください。

ちょっとした不調もご相談いただけるような、アットホームな地域施術院になることができればと思っております。腰痛や肩こりをはじめ、様々な健康情報をインターネットなどで簡単に調べられるようになりました。ですが、不安をあおるような内容のものも多く、不安感から症状を悪化させてしまっているケースも多くみられます。患者様の体の状態を確認してお話を伺いながら、最適な体調回復のご提案ができればと願っております。

最後に地域の方々へメッセージをお願いします。

私共のような治療院へ通われる際に一番良い方法は、ご自身が納得できる治療院を選ぶということだと思います。「任せて大丈夫かなぁ？」と不安を抱えたまま通っていると、体の回復に影響することがあるため、信頼できる先生との出逢いは大切だと思います。安心でいる治療院で、ご自身の治癒力を最大限に引き出すことができれば最良だと思います。体の状態に合わせた施術方法と知識を元に対応させていただきますので、どうぞお気軽にお越しください。
※上記記事は2010.4に取材したものです。
情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。