この道を志したきっかけをお聞かせください。
小さい頃からサッカーが好きで、本気でサッカーの強い高校にでも行ってJリーガーを目指していた時もありました(笑)。ですが自分の実力が無いのに気づき、Jリーガーは断念。特に進路を決めていなかったので大学付属の高校に入学し、大学で自分のやりたい事を探そうと思っていました。本来なら大学にそのまま進学するはずだったんですが、進学の時にどうしても手に職をつけたいと考え始め、美容師の専門学校に入学しました。
専門学校在学中に、美容室でアルバイトをしていたので、美容師として働き始めた時にはシャンプー等はすでにできるようになっていましたね。
卒業後は大手美容室で働いていました。入りたての頃は無我夢中で働いていました。入って一年目で新人賞をいただきました。その後、gitaでスタイリストとして働いています。
スタイリストになるまでに大変だったことは何ですか?
美容師という職業は華やかな印象があるようですが、全くそんなことはないんですよ(笑)。あまりの大変さに、学校に入っても辞めてしまう人が結構多いんです。卒業後もスタイリストになるまでには、最低でも2~3年はかかります。厳しいサロンでは5年以上かかる場合もありますよ。修行中は営業が終わってからが勝負なんです。遅くまで勉強や練習をするので、終電で帰ることも多かったですね。シャンプー、カラー、パーマ、ブロー、カットと一つずつ学び、試験を受けていきます。最初に勤めた美容室が大型店だったので、試験も厳しく大変でした。でも、今となってみれば、厳しいお店で学んできたことはすごく良かったと思っています。
美容師としてこだわっていることをお聞かせください。
技術的な面では、カットにこだわっています。彫刻のように、削っていくように作りあげるスタイル、オリジナリティのあるスタイルに仕上げるようにしています。今、ベーシックなスタイル練習をしない所が増えていますが、僕は基本が大事だと思っています。
ベーシックを完璧にして、スタイルを今風にくずしていく。毛先のテクスチャー(空気感)など、ドライカットで余分な所をけずっていく。そうする事によって、自分でもスタイルしやすくなると思います。
また、一人一人のお客様を大切にしていくことですね。大型店に勤めていた時は、システムの違いもあり、一人のお客様にゆっくり時間をかけられなかったんです。今は思う存分、時間をとれるので嬉しいですね。いつも最高の接客ができるように努力しています。
美容師をしていて、やりがいを感じるのはどのような時ですか?
自分の切ったスタイルを、お客様が周りの方から「いいわね」と言われたという話を聞くと、本当に嬉しいですね。プロとして、そのお客様の希望をかなえた上で、一番似合うスタイルを提供していくようにしています。最先端の技術を取り入れながら、「きれいに、可愛く、若々しく」見えるスタイルをつくっています。
最後にお客様へのメッセージをお願いいたします。
エアーウェーブ、縮毛矯正、極みメニュー、ヘッドスパなど様々なメニューをご用意しております。美しく、そして可愛く、他店では味わえないカットをいたします。最高の技術と接客でお待ちしておりますので宜しくお願い致します。
※上記記事は2009.8に取材したものです。
情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。
gita due 倉谷 慶介 店長 KEISUKE KURAYA
- 好きな映画: プリズン・ブレイク
- 好きな言葉: ナンバーワン
- 好きなアーティスト: BOOWY
- 好きな場所: 江ノ島
- 生年月日: 1981年3月26日
- 出身地: 富山県
- 血液型: A型
- 趣味: サッカー